
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 筋トレBIG3は不要です【理由は3つ】
- 筋トレBIG3は魅力がいっぱいです【本音】
こんにちは。yukiblogを運営しているゆうきです。
僕は現在筋トレを3年間週3日以上継続しています。
最近は周りで筋トレを始めた知り合いも増え、筋トレについてアドバイスを求められることが多くなってきました。
そんな中、最近筋トレ初心者の友人から「筋トレBIG3ってやったほうがいいの?」と聞かれました。
あなたもこの記事を読んでいるということは筋トレBIG3をやった方がいいのか気になっていると思います。
結論からいうと…
筋トレBIG3は一部の人を除けば不要です。

もくじ
筋トレBIG3は不要【理由は3つ】

先ほどの「筋トレBIG3は不要」という話をもう少し細かく説明すると…
筋トレBIG3は、ボディビルディングなどのボディメイクの大会を目指す人やパワーリフティング競技に取り組む人以外にとっては正直不要
です。
理由は3つです。
筋トレBIG3が不要な理由その1:ハイリスクハイリターンだから
そもそも筋トレBIG3って何?という人のために簡単に解説します。
筋トレBIG3とは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3つのトレーニング種目を総称した呼び方です。マシントレーニングではなく、ダンベルやバーベルを使ったフリーウェイトトレーニングの中で、代表的な3つの種目という意味でBIG3と呼ばれています。
筋トレBIG3の正しいやり方が気になる人は僕が初心者の時に参考にしていたSho Fitnessさんという方のYoutubeチャンネルで勉強してみるのがおすすめです。
話が少しそれましたが、筋トレBIG3はハイリスクハイリターンです。
リスクというのは怪我のリスクです。
筋トレBIG3はマシントレーニングよりも高重量を扱うトレーニングになります。
高重量を扱うので正しい動きができていないと一発で怪我をすることになります。
さらにマシントレーニングと違って一連の動作の軌道が固定されていないので、体全体でバランスを保つ必要があり、一定レベル以上の体幹の強さや全身の筋力が求められます。
僕も過去にベンチプレスで肩と肘を怪我しましたし、デッドリフトで腰を痛めて歩行が困難になった経験があります…。
ベンチプレスで怪我をした時の詳細についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
参考記事➤『【筋トレ】ベンチプレス100kgを達成する方法【完全版】』
また、筋トレの怪我防止についてはこちらの記事にまとめています。
参考記事➤『筋トレで怪我防止は最重要事項【経験談も紹介】』
ただし、筋トレBIG3を正しい動作で適切な重量設定で行うことができれば、飛躍的に筋力向上することができるのも事実です。
ですがやっぱり僕は筋トレにおいてボディビルディングやパワーリフティングなどの競技に取り組む人以外には筋トレBIG3はおすすめしません。
筋トレの目的が健康維持やダイエットであればなおさらです。わざわざリスクをとって筋トレBIG3に取り組まなくても目的は達成できます。
筋トレBIG3が不要な理由その2:BIG3はシンプルにキツい
筋トレBIG3はシンプルにめちゃくちゃきついです(笑)
筋トレ始めたばかりの人は先ずは筋トレを続けることが一番大切なので、よほどの理由がない限りは避けたほうがいいです。
筋トレBIG3によってあなたの心が折られるかもしれませんので…。
きついと感じる最大の理由は、筋トレBIG3は他の筋トレ種目と比較して多くの筋肉が使われる種目だからです。
ベンチプレスであれば、大胸筋(胸の筋肉)だけでなく、上腕三頭筋(二の腕の後ろの筋肉)、三角筋(肩の筋肉)なども合わせて使われます。
特にデッドリフトであれば、広背筋や僧帽筋などの背中全体の筋肉だけでなく、大腿四頭筋(脚の前側の筋肉)や殿筋群(お尻の筋肉)なども使われるため非常にきついです。
僕はこれまでの経験から筋トレのきつさは使われる筋肉の量に比例すると考えています。
デッドリフトは僕がやってきた筋トレの種目では断トツできついです。
なので僕はデッドリフトをやっていた時はかなり気合を入れて取り組んでいました。
そしてメニューを終えたときには大量の汗と息切れがひどかったです^^;

筋トレBIG3が不要な理由その3:ジムによっては待ち時間がある
ジムに通っている人ならわかると思いますが、BIG3をやりたいなら基本的に順番待ちになることが多いです。
理由は、ジムの中にBIG3ができるパワーラックという器具が1~3つしかないことが多いからです(ゴールドジムは体験で行きましたが6台くらいありました)。
もしあなたが仕事終わりにジムで筋トレをする場合、大抵パワーラックは取り合いになります。
そして、BIG3は先ほど説明した通り、とてもきつい種目なのでインターバル(休憩時間)が長くなります。人にもよりますが、1人当たり30分前後パワーラックを占拠することになります。
せっかく仕事が順調に終わってジムに来たのに30分待たされてやる気が下がる…。
実は僕も何度かこういう経験があったので、BIG3をメインにやることはなくなり、マシントレーニングやダンベルでのフリーウェイト種目を中心に筋トレをやるようになりました。
BIG3は計画的に取り組めば筋力向上、筋肥大に大きな効果があるのは間違いないです。
でも計画的に取り組むのが本当に難しいというのが正直なところです。
筋トレBIG3は魅力がいっぱいです【本音】

ここまで読んでいただきありがとうございました。
筋トレBIG3が不要だと考える理由をまとめると…
- 筋トレBIG3は怪我のリスクが他の筋トレ種目に比べて高い。筋量増加や筋肥大への効果は大きいけど、ボディビルディングやパワーリフティングなどの競技に取り組む人以外はリスクに見合う効果が得られるかは疑問。
- シンプルにきつい。筋トレの継続を阻む恐れがあるため、初心者にはおすすめできない。
- ジムで待ちぼうけする可能性が高くやる気がそがれる可能性がある。
以上がまとめになります。
…でも正直言うと筋トレBIG3ってめちゃくちゃ素晴らしい筋トレ種目なんですよ。
「急に手のひら返してるやん」
そう思ったかもしれませんがその通りです(笑)
控えめに言って筋トレBIG3は、得られる効果だけ見ると最高なんです。
僕も筋トレを始めてから3カ月くらいたってから筋トレBIG3を始めました。
最初は記録がショボすぎて泣きそうでしたが(ベンチプレスは30㎏、デッドリフトは60㎏)
続けていくと記録がどんどん伸びて、同時に体全身の筋肉が分厚くなるのを感じました。
「筋トレBIG3すごい、面白い」
と感動したのを思い出します。
もう一度言いますが筋トレBIG3で得られる効果は最高です。
もし、あなたが怪我を恐れず、必ず正しいフォームでやるというのであればぜひチャレンジしてみてください。
もし僕が昔の自分にアドバイスできるなら、「筋トレBIG3をやるなら絶対にムリだけはするな」ということです。
筋トレは怪我をしたら本末転倒ですから。
あなたが素敵な筋トレライフを送れることを祈っています。
一緒に頑張っていきましょう。
それでは、また(^^)/